『ものにする』や『習得する』など何かを身に付けることを英語でなんて言う?

英語をものにする ” や ” 英語を習得する ” など、私たちは何かを身に付ける時に『ものにする』や『習得する』といった表現をよく使いますよね。

では、これらは英語ではどのように表されるのでしょうか?

そこで今回、『ものにする』や『習得する』など何かを身に付けることを表す英語について、いくつかの単語とフレーズをご用意しましたので、

それぞれ1つずつしっかりと使いこなせるよう、丁寧に説明しながらご紹介していきたいと思います。

ものにする』や『習得する』はよく使われる言葉なので、これを機に英語でも言えるようにしておきましょう!

それでは、さっそくいきますよ!

『ものにする』や『習得する』など何かを身に付けることを英語でなんて言う?

master

acquire

learn thoroughly

become proficient  at / in / with

become expert at / in / with

それでは、1つずつ見ていきましょう。

master

masterはみなさん、日本語でも ” 英語をマスターする ” などと使いますよね。

英語でも同じく『~をマスターするものにする修得 / 習得する』など何かを身に付けることを意味します。

I want to master English and work overseas.

私は英語をマスターして海外で働きたいです。

acquire

acquireは『~を習得するものにする』といった何かを身に付けることを意味します。

To acquire English, you should study on a daily basis even for 5 minutes.

英語を習得するためには、毎日5分でも勉強するべきです。

masteracquireには厳密にはそれぞれ少し違いがありますので、ここで説明しておきます。

~masterとacquireの違い~

masterは、知識や技術を徹底的にマスターして、完全に使いこなせるというニュアンスが含まれています。

一方で、

acquireは、いわゆる一般的に何かを習得することを意味しており、基本的には、ゆっくりと時間をかけて、誰かに教えてもらい、習いながら物事を習得することを意味します。

ですので、masterはもう本当に完全にマスターしていますが、acquireは単に習得したということであり、まだまだ伸びしろがあったり、成長するということを表わす場合もあります。

さらに、acquireはmasterよりも、よりフォーマル (形式ばった) ニュアンスを含んでいます。

It is not necessary to master English grammer thoroughly for speaking.

必ずしも英語を話すのに英文法を徹底的に極める必要はありません。

It usually takes a lot of time to acquire a foreign language but if you don’t give up, I’m sure someday you will.

外国語を習得するには多くの時間がかかりますが、それでも諦めなければ必ずいつかあなたはものにすると私は確信しています。

learn thoroughly

learnは『~を習う』という意味で、thoroughlyは『完全に、徹底的に』といった意味になります。

そして、learn thoroughlyで、『完全に習う徹底的に習う』という意味になり、

間接的に『~をものにする習得する』など何かを身につけることを表すことができます。

※ ちなみに、thoroughlyの発音は舌を上前歯に少しつけて “サぁアリぃイ” といった感じになります。

I learned politics and economics thoroughly at the university.

私は大学で政治学と経済学を習得しました。

become proficient at / in / with

becomeは『~になる』という意味で、proficientは『熟練した、堪能な、上達している』という意味の形容詞になります。

そして、proficientの後ろには、atinwith3つの前置詞を取る場合があります。

atを使う場合は、

become proficient atとなり、特定の部分、分野において熟練する、堪能になるといった意味になります。

inを使う場合は、

become proficient inとなり、atよりも広い領域や部門、範囲において熟練する、堪能になるといった意味になります。

withを使う場合は、

become proficient withとなり、物や道具などの使い方や扱いについて熟練する、堪能になるといった意味になります。

atinwith、それぞれ違う前置詞を取っても、意味は基本的にどれも同じで『熟練する堪能になる上達する』といった意味になり、『ものにする習得する』など何かを身につけることを表すことができます。

I want to become proficient in English.

私は英語を習得したいです。

become expert at / in / with

expertはエキスパートとして日本語でもよく使われますね。expertは名詞で『熟練者、専門家、エキスパート』という意味がありますが、

ここでは『熟練した、堪能である』といった形容詞としての意味で使われます。

そして、become expert at / in / withで『~において熟練者になる専門家になる

つまり、間接的に『ものにする習得する』など何かを身につけることを表すことができます。

※ ちなみに、この場合もat / in / withの使い方はbecome proficientと同じになります。

I want to become expert at Web Marketing.

私はウェブマーケティングを習得したいです。

We all became expert with social media.

私たちは皆SNSを使いこなすようになった。

本日は以上となります。

それでは、みなさんおやすみなさい。

メリークリスマス!!

また明日!