『どうでもいい』や『どっちでもいい』って英語でなんて言う?超わかりやすい説明付き!

大して重要でなかったり、興味がないことなどに対して私たちは『どうでもいい』や『どっちでもいい』と言うことがあるかと思います。

では、これは英語ではどのようにして表すことができるのでしょうか?

日常生活において意外とよく使う『どうでもいい』や『どっちでもいい』という言葉ですが、英語ではなんて言うのかわからないと言う方も多いかと思います。

そこで、今回、この『どうでもいい』や『どっちでもいい』を表す英語について、いくつか単語とフレーズをご用意しましたので、それぞれみなさんが今日から使っていけるようにわかりやすく説明していきます。

ぜひ、ここで『どうでもいい』や『どっちでもいい』を英語でしっかりと言えるようにしておきましょう。

それでは、さっそくいきますよ!

『どうでもいい』や『どっちでもいい』って英語でなんて言う?

don’t matter / doesn’t matter

don’t care / does’t care

don’t mind / doesn’t mind

not a problem

not important

not a big deal / no big deal

Whatever

Who cares?

So what?

※ 一応、ここで今回ご紹介している『どうでもいい』と『どっちでもいい』の日本語の意味を確認しておきます。

『どうでもいい』『どっちでもいい』は、どうあってもいい、なんでもいい、という意味で、大してそこに重要性を感じていなかったり、興味がないことを表します。

それでは、一つずつ説明していきますね。

don’t matter / doesn’t matter

どうでもいい』『どっちでもいい』ときたらまずこのフレーズと言っても過言ではないほど、ネイティブの間でよく使われる表現になります。

matterは動詞の意味で『重要ではない、問題ではない』と言った意味があり、通常は否定文、もしくは疑問文で使われます。

そして、matterの前に否定を表すdon’tやdoesn’tがきて、『重要ではない問題ではない』つまり、『どうでもいい』や『どっちでもいい』ことを表すことができます。

It doesn’t matter.

それはどうでもいいことです。

Itはどうでもいいことを表します。

It doesn’t matter to me.

私にとってはどうでもいいことです。

don’t care / does’t care

careは『気にする、気にしている』という動詞の意味があり、don’tやdoesn’tがきて、『気にしない気にしていない』つまり、『どうでもいい』や『どっちでもいい』を表すことができます。

ちなみに、careを使う場合には主語が人、もしくは動物などの生き物がきます。

気にしたりするのは人間や動物にしかできないので、明らかですね。

I don’t care.

どうでもいいよ。

I don’t care about it (it = 気にしていない、どうでもいいこと)

そんなことは気にしてないです。 / そんなことはどうでもいいです。

don’t mind / doesn’t mind

mindもcareと同じく『気にする、気にかける』と動詞の意味があり、don’tやdoesn’tがきて、『気にしない気にかけない』つまり、『どうでもいい』や『どっちでもいい』を表すことができます。

また、主語に関してもcareと同じく、人間や動物などの生き物を主語に取ります。

don’t mind / doesn’t mindの方が、don’t care / doesn’t careよりも比較的、フォーマル (形式ばった) 言い方やニュアンスが含まれており、日常会話などではdon’t care / doesn’t careを使うことの方が多いです。

I don’t mind it.

そんなことは気にしてないよ。/ どうでもいいよ。

A: Which seat do you prefer to sit in?

どちらの席がいいですか?

B: I don’t mind. You can choose it.

どっちでもいいですよ。あなたが選んでいいですよ。

not a problem

problemは『問題』という意味があり、数えることができる名詞なので、前にaをつけます。そして否定を表すnot『~ではない』をつけて、not a prioblemで『問題ではない』つまり、問題ではないということは、『重要ではない』ということも言えることから『どうでもいい』や『どっちでもいい』ことを表すことができます。

That is not a problem.

それは問題ではありません。 / それは重要ではありません。

not important

importantは形容詞で『大切である、重要である』とった意味があります。そこに否定を表すnotがきて、not importantで『大切ではない重要ではない』つまり、『どうでもいい』や『どっちでもいい』を表すことができます。

It’s not important to me.

それは私にとっては大事ではありません。/ それは私にとっては重要ではありません。

not a big deal / no big deal

dealには『取引』という意味があり、日本語でよく車の取り扱い販売業者さんのことをディーラーと言ったりしますね。あれも、車に関するお取り引きをする人たちということからディーラーと言われます。

また、deal with~『~を取り扱う、対処する』という割と有名な英語フレーズがありますが、これもdeal取引』という意味が元になっています。

そして、何が言いたいかというと、

big dealで『大きな取引』や『需要な取引』を意味しますが、そこにnotやnoをつけることで『大きな取引ではない』『重要な取引ではない』ことを表し、『大したことではない』や『重要ではない』『取るに足らない』という意味で『どうでもいい』や『どっちでもいい』ことを表すことができます。

ここで、なぜnotの後ろにはaがあって、noにはないのかと思われる人もいるかと思います。

これは、not副詞で『~ない』で、no形容詞で『一つもない~、何もない~、0個の~』を表すため、

dealは数えられる名詞なので、

notの方にはa一つの一個の』をつけて、

noにはもうすでに『0個の』という意味がついているので、何もつける必要がないということになります。

少しややこしくてわからないという方は、not a big dealno big dealをそのままフレーズとして覚えてしまった方が早いです。

また、not a big dealとno big dealは両方同じ意味になるので、どちらを使っても大丈夫です。

※ dealは『取引』という意味ですが、『ものこと物事事柄』と訳した方がスムーズにいくことが多いので、こっちの意味も訳したり、理解するときには覚えておくと便利ですよ。

It’s not a big deal.

それは大したことではないです。 / 取るに足りないことです。

It’s no big deal.

それは大したことではないです。/ 重要なことではないです。

Whatever

Whateverは『~することは何でも』という意味になりますが、Whateverだけ、単独で使われる場合には『なんでもいいどれでもいいどうなってもいい』などと言った意味になり『どうでもいい』や『どっちでもいい』を表すことができます。

Whateverはニュアンスとして物事に関して興味や関心、こだわりがないとき、あとはその物事に対するある種の諦めを表すときなどに使われることが多いです。

ですので、Whateverを使う際には、そこをしっかりと理解した上で使わないと相手に対して不快感を与えてしまうことがあるので、ニュアンスまで含めてしっかりと覚えておきましょう

A: What do you want to eat for dinner tonight?

今夜、夜ご飯は何が食べたい?

B: Whatever.

なんでもいいよ。

A: Should I go to the party tonight? What do you think?

ねえ、今夜のパーティーに行くべきだと思う?

B: Whatever.

どっちでもいいんじゃない。

Who cares?

Who cares? は直訳すると『誰が気にするの気にしているの』となり、ちょっとだけ言い方が強い印象があります。

(ただ “Who cares?” は、その時々の場面や状況、あとはその人の口調によって印象が変わるので、ネイティブの人たちがどのように会話の中で使っているのかを実際に聞いて慣れていくことが大事なことだと思います)

Who cares?は『そんなこと誰が気にするの誰が気にしているの』といった意味から、『そんなことはどうでもいい、気にしていない、取るに足りないこと』といったニュアンスを持って『どうでもいい』や『どっちでもいい』を表すことができます。

もう一度言いますが、Who cares? は少し言い方が少し強い印象があるので、最初のうちは、他の表現を使ったほうが間違いや誤解を生むこともなくいいと思います。(使うとしても、親しい仲間内にしておきましょう)

Hey John, you skipped the exam yesterday!

ジョン!昨日テストサボったでしょ!

Who cares? I was just a little sick yesterday.

そんなこと誰が気にするのさ、どうでもいいだろ。昨日はただ単に少し風邪気味だっただけさ。

So what?

So what?は直訳すると、『だから何?』といった意味になり、Who cares?よりもだいぶ喧嘩腰で、強く攻撃的な言い方、印象を持った表現になります。

ですので、このフレーズを会話で使う時には注意した方がいいです。

So what? は『だから何それで何』といった意味から、『そんなことはどうでもいい気にすることでもない』といったニュアンスを持って、『どうでもいい』や『どっちでもいい」を表すことができます。

Who care?と同じく、念押ししておきますが、So what? はだいぶ強い印象があるので、普段の会話などでは他の表現 ( Who cares?とSo what? 以外) を使うことをおすすめします。

( So what?はあなたが相手に対して怒ったり、イライラしていたりしている時以外には使わない方がいいです。いや、怒っている時も、イライラしているときも使わない方がいいです。どんなときもやさしくいきましょう。)

I’m so hungry.

お腹減ったよぉ~。

So what? Just go and eat something and you’ll be alright.

だから何? 何か食べに行けばいいじゃん。

本日は以上となります。

それでは、みなさんおやすみなさい。

また明日!