『骨が折れる』や『根気のいる』などの大変さは英語でどのように表せばいい?

毎日の仕事の中で『骨が折れる』作業や『根気のいる』業務などをこなすことがみなさんにもあるかと思います。

とても大変で嫌になりそうな時もありますが、そういったお仕事ほど、そこを乗り越えた時には大きな達成感があり、やってよかったと思うことが多いですよね。

それこそ、そういった時ほど、私たちは成長していると個人的には思います。

では、少し話は変わりますが、この『骨が折れる』や『根気のいる』は英語ではどのようにして表されるのでしょうか?

『骨が折れる』や『根気のいる』などの大変さは英語でどう表す?

painstaking

骨が折れる、根気のいる

painstakingと聞いて ”あっ知ってる!”という方はあまりいないかと思います。

日常会話においてはそれほど使われることはなく、むしろシンプルにhardが使われることが多いです。

ちなみに、hardにも『骨が折れる』や『根気がいる』といいた意味も含まれていますので、こちらを使っても全然問題ないです。

ですが、hardを使う場合には、骨が折れるなどのニュアンスを前後で仕事や作業の説明を具体的に加えないと表すことができないため、一単語で表現する場合には、このpainstakingを使うことができます。

ちなみに、painstakingという単語は、take pains『骨を折る』『苦しむ』というフレーズを知っていれば理解が早いと思います。

painstakingはtake painsを逆にして1つにくっつけて作られた形容詞になります。

ですので、どちらか1つのフレーズを覚えてしまえば、どちらも両方理解できます。

ちなみに、この他にも同じような形容詞としてbreathtaking『息をのむほどの』などの表現もあります。take breathは『息をする』の意味になります。

また、この他にも『骨が折れる』や『根気のいる』を表す表現がありますので、続けて紹介していきます。

backbreaking

骨が折れる、根気のいる(特に身体に負担がかかる作業や肉体労働など)

backbreakingも同じく2つの単語で構成されております。back『背中』とbreak『折れる、壊れる』にingがついて、”背中が折れそうになるほどかなり大変な、骨が折れる、根気のいる”といったニュアンスで、身体に負担がかかる作業や肉体労働をしている時などに使われます。

arduous

骨の折れる、根気のいる

日常会話において使われる機会はあまりありませんので、これに関してはそれほど気にする必要はないかと思います。

まずは、他の表現から覚えていった方が実用的ですので、よく使われる簡単なものから覚えておきましょう。

ちなみに、少し解説すると、arduousは『骨が折れる』や『根気がいる』という意味もありますが、いわゆる普通の日常的な作業や業務というよりも、もっと大きなお仕事やプロジェクトなどで使われます。

また、”この単語はなんて発音するんだろう” と思われる方もいるかと思います。発音に関しては ”ージュアス”とaの上にアクセントを置いて発音します。

laborious

骨の折れる、根気のいる(時間や労力がかかる)

laboriousは比較的耳にしたことがある人たちも多いかと思います。

laborで『労働』という意味がありますね。そのlaborにiousをつけて形容詞となって『骨の折れる』『根気のいる』『困難で大変な』といった意味になります。

ちなみに、laboriousの他に形容詞にする-ousをつけた単語には、Ambitiousやdangerousなどがあります。

英単語を覚える際には、こういった接頭辞や接尾語 (-ousなど単語の後ろにつく規則性を持った英文字) を活用してみるのも1つやり方として知っておいてもよいかと思います。

hard, tough, difficult, heavy

骨の折れる、根気のいる

こちらのhard、tough、difficult、heavyの表現はおそらくみなさんご存知の方もい多いかと思います。

これらもすべて『骨の折れる』や『根気のいる』などといった意味で表すことができますが、

これらの表現はどちらかというと『困難で大変であること』全般を包括するように表す単語なので、

『骨の折れる』や『根気のいる』などといった意味で使う場合には、少し意味が漠然としています。

ですので、細かくニュアンスを含めて表したい場合には、前で紹介している表現を使うと良いでしょう。

まとめ

以上、今回『骨が折れる』『根気のいる』を表す英語について説明を加えつつ、ご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

少し見慣れない表現もあって難しいと思われた方もいるかと思います。

ですが、全てを一度に覚える必要は全くないので、1つずつ、自分が使いやすいと思った表現から覚えていってください。

それでは、本日はここまでとなります。

みなさん、おやすみなさい。

また明日!